金融企業のウェルズファーゴ社がホールフーズのカバレッジを開始(調査対象として調査し始めること)するにあたって競合企業間の価格調査をしたのですが、セイフウェイよりも7%も安いことが分かり、ホールフーズの価格戦略が大きく変わってきていることが明らかになりました。
対象商品数は100、何を買って比較したのか、どこに店舗なのかについてはメディアに公開されている資料には記述がありません。
その他、トレーダージョーズはホールフーズよりも7%安く、しかしスプラウツは3%高く、フレッシュマーケットは14%高く、アマゾンフレッシュは27%高かったそう。
店頭では気づくのですが、例えば1.99ドルのPBワインをエンドに積んでいたりと、ここ数年ホールフーズは低価格商品を増やしてきていることは事実です。数年前に価格の高さをメディアが指摘、ホールペイチェック(Whole Paycheck、給料の小切手丸ごとという意味と、ホールフーズのホールをかけた造語)と揶揄されてこの表現が有名となり、高価格だということが喧伝されてしまったことに対処するためです。
ただマススーパーマーケットのセイフウェイよりも安いというのは、少々驚き。
プライシングを相当変えてきているということが分かります。
ホールフーズは1,000店舗構想を打ち出しているのですが、このレベルの価格だと不可能ではないかもしれません。
しかしセイフウェイは問題ですね。
たぶん定番価格で調査したのだろうと思うのですが、ロイヤルティマーケティングを実施しながらのハイローだと、定番価格が高くなってしまうのかもしれないというのが私の推測です。
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