ニューヨーク市のBoard of Health(健康委員会、または衛生局)が16オンス入り(473ミリリットル)の炭酸飲料の販売規制を承認しました。来年の3/12に施行されます。
ブルームバーグ市長が提案、全米のメディアを賑わしてきたいわくつきの規制ですが、とうとう実施されることになりました。
規制対象となるのは、レストラン、デリ、映画館、スポーツ施設、屋台で、コンビニやスーパーマーケットは対象外です。また8オンス当たり25カロリー以上の炭酸飲料に限られていて100%果汁のジュースや50%以上がミルクのドリンクは対象外ですし、レストランで小型サイズを頼んでおかわりすることはできるわけで、ゆるい規制と言うことができますね。
ただ飲料関連業界からは強い反発が起きていて、訴訟を検討中とするグループもいます。
この規制が肥満抑制に効果があるとは思えないのですが、たぶんシンボリックな意味合いが濃いんでしょうねえ。
強いメッセージになっているとは思います。
これから他都市へと拡大して行くかどうかがみものなのですが、しかし、こういう規制を実施しなければならないところに、アメリカの肥満問題の根の深さを感じますね。
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