顧客カード情報の漏洩の可能性が発表されました。
クレジットカードをスライドさせる端末機に問題があることが9月に判明、14日に全700店舗の7,000端末をいったんストップして調査したところ、63個が不正に操作されていることが判明したというものです。
すぐにFBIに報告、公表すると操作の障害が発生する可能性があるので今まで発表を控えていたそうです。
現時点ではまだ捜査段階なので何人のカード情報が盗まれたのかは不明、ハックされた店舗でクレジットカードを使った記憶のある人は明細を確認しPINナンバーを変えるなど早急に対処するよう呼びかけてます。
データベースに侵入したというような目に見えない犯行ではなく端末という具体的なものが狙われたという点に興味が引かれました。
内部犯行でしょうかね。モノを万引きするというレベルではないですから、相当な技術を持った人が犯行に関与しているように思います。
小売業界の犯罪は、向こうが腕を上げ、こちらが対応し、また向こうがバージョンアップし・・・といういたちごっこが繰り返される分野で、終わりがない点が悩ましいところです。
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