CEOのルー・ダンブロシオが2月に退任し、エドワード・ランパートが経営ポストに就くという発表がありました。
ダンブロシオがCEOとなったのは2011年2月のことだったので、わずか2年でやめることになります。
退任する理由はファミリーの健康状態とのこと。つまり一緒にいる時間を優先したいという意味ですね。
ただこれが本当なのかどうかは分かりません。突然やめるときには、家族を理由にするケースが多いんです。
自ら限界を悟ってやめるのか、または解雇されるのか、このあたりの事情は不明です。
ダンブロシオはもともとIBMにいた人で小売りの経験は皆無でした。
テクノロジー領域のバージョンアップを期待して雇われ、ネット販売の強化や、在任期間中にロイヤルティマーケティングのてこ入れや、基幹システムの強化などそれなりの成果はあげたみたいですね。
ただやはり店舗がまったくダメダメです。
資料によると6年間にわたって既存店成長率が下がり続けていて、改善する気配がない。
小売りは売ってなんぼの商売ですから、システム系が強くなっても、売れなければ何にもなりません。
これから次のCEOを探すのでしょうが果たしてなり手がいるのかどうか。
前回もなかなか決まらなかったので、今回も簡単には決まらないような気がします。
小売り経験の豊富な経営者が不在というわけですから、業績もまだしばらく低迷しそうですね。
2013年1月 9日
[シアーズホールディングス] CEOが退任、ランパートがCEO兼務へ
鈴木敏仁 (07:58)
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