ラジオシャックは2010年よりターゲット店内で、ターゲット・モバイルセンターという名称でテナントを展開しています。2011年度末の時点で1496カ所にまで増えていたのですが、契約が切れる4月をもって取り組みを終わらせることを明らかにしました。
理由は儲かっていないことにあります。
昨年度の第3四半期の時点で、事業単体で3,800万ドルの赤字となっていて、10月から契約内容について協議してきたのですが結局よいディールでまとまらず、ジエンドとなりました。
契約内容はおそらく社外秘で公に出てくることは無いと思うのですが、売上高に対するターゲットに支払う家賃が高かったのではないかと推測しています。
家電リテール業界は総じて業績がよくないのですが、ご多分に漏れずラジオシャックも悪くて、経営が傾いていると表現してもよく、さらに現在CEOポストが不在となっており、要警戒企業の一つと言っても過言ではないでしょう。
正直なところラジオシャックに行く意味を私自身見いだすことができずにいまして、個人的にもかなり厳しい状況にある企業だなと思っています。
2013年1月16日
[ラジオシャック] ターゲット店内で展開中のモバイルセンターから撤退
鈴木敏仁 (08:39)
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