2010年の5月に証券取引所に再上場を申請、ところが直後から業績が悪くなってそれ以来ずっと延期してきたのですが、正式に上場申請を取り下げたようです。
トイザらスが投資グループにバイアウトされ非上場となったのが2005年ですからすでに8年が経過。
ちなみに買収したのは、ボーネード・リアルティ・トラスト、ベインキャピタル、KKRという著名な投資企業で、総投資額は66億ドルでした。
2005年に買収してテコ入れした結果、その直後から業績は急回復したようなのですが、それでは再上場というところになって急に業績が反転してしまった。
このトイザらスの不調の原因は、競合と市場の変化にあります。
競合とはつまりウォルマーやターゲットというリアルに加えてアマゾン等のネット販売伸長してきたこと、市場の変化とはデジタル化が進んでリアルな玩具の市場が縮小していることです。
直近の四半期の業績は減収減益、既存店成長率は4.5%減。
投資グループがこれからどこに出口を見出すのか、非常に興味を引くところです。
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