2013年5月10日
[ホールフーズ] 戦略転換で絶好調をアピール

ホールフーズが第2四半期の決算をリリースしました。
売上高13.3%増、最終利益高20.3%増、既存店成長率6.6%増と絶好調、戦略転換が大成功していることを印象づけました。
大手スーパーマーケットでこの数値は見事ですね。

戦略転換とは、スペシャリティやオーガニックではなく"健康を売るスーパー"へと基本テーマを変えたことと、低価格商品を投入したりハイローを実施して価格を訴求する戦略へ変えたことです。
背景には当然創業者のジョン・マッキーがいるわけで、彼の強いリーダーップが急速な戦略転換を支えたのでしょう。

リリースでは、ここ数年に新店の面積を小型の30,000~35,000sqf(845~985坪)に縮小したのだが、5~8年前に建設した40,000~45,000sqf(1,127~1,267坪)の店舗の既存店が非常に強く、新店の面積を再び35,000~45,000sqfへ拡大すると言っています。
通常5~8年経ると店舗は成熟して既存店の成長は止まるものですし、いまアメリカの小売り業界はいかに店舗を小さくするかがブームのようなものですから、ホールフーズの好調さを強調するような新店戦略シフトではないかと思います。

鈴木敏仁 (06:14)

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