2013年7月 3日
[CVSケアマーク] 新アプリ機能の威力

CVSがスマホ用のアプリに新しい機能を投入しました。薬の飲み合わせを調べることのできるチェッカーです。
商品名、成分、バーコード、を入力することで飲み合わせについて答えが返ってくるシステム。
自分の処方調剤の薬歴から情報を引っ張って来ることも可能となっています。

このシステム、とても便利ですね。
ググれば出てくるんでしょうが、モバイル環境で、自分の薬歴データを参照しながらできるという点が優れてます。
薬剤師の仕事が一つ減るんじゃないでしょうか。

アメリカの場合こうやって、薬剤師の生産性の低い仕事を少しずつ減らし、空いた時間をもっと生産性の高い作業に切りかえることが取り組み課題となってます。

薬剤師の仕事を守りたい日本の場合、対面サービスは絶対に必要だというスタンスですから、自社で機能を開発して投入するということはないんでしょうね。


ちなみに患者として便利ですが、企業としても極めて有用です。
チェックデータを蓄積することで、その人が何を飲んでいるのか、何を気にしているのか、といった分析ができます。
他の薬局で調剤している薬のデータも入ってくるかもしれません。

これ、本質的には検索機能ですよね。
検索データって極めて重要な差別化要因だと私は思ってます。

鈴木敏仁 (08:14)

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