カナダのドラッグストアチェーン、ジャン・クトゥが所有しているライトエイドの株をすべて売却する予定であることが分かりました。
同社による当局への報告で判明したものですね。
ジャン・クトゥはカナダで3番目のドラッグストアチェーンですが、2位のカッツが小型のファーマシーなので、ドラッグストアとしては2位と考えて良いのかもしれません。
本拠はモントリオール。
2000年代初頭に、エッカード、レブコ、ブルックスといった企業の買収に絡んでアメリカに進出したのですが、2006年にライトエイドに売却、このディールによってライトエイドの株を所有していたものです。
当時の所有比率は32%でしたね。
このままひょっとするとライトエイドと何かあるのかと思っていたのですが、結局何もせずに撤退となったわけです。
カナダのメディアは、この売却はカナダ国内でのディールに備えるものじゃないかと憶測を立ててます。
ロブロウによるショッパーズ・ドラッグ・マートの買収がきっかけと考えると、あながちただの憶測でもないような気がしますね。
米国企業による侵攻がカナダの小売企業を動かしています。
<追記>
来週末まで出張となるのでこれからエントリーが減りますがご容赦ください。
2013年7月19日
[ジャン・クトゥ] ライトエイド株をすべて売却
鈴木敏仁 (01:41)
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