先週後半分をいくつかまとめてエントリーしようと思っていたのですが、大きなニュースを優先します。
ウォルマートのCEOマイケル・デュークが今年度末で引退し、後継としてダグ・マクミロンを指名するという発表がありました。
デュークは現在63才でして、おそくとも来年あたりまでには引退するだろうと見られていました。
ですからこれ自体は驚くことはないのですが、後継として決まったのがマクミロンという点にはやはり驚かざるを得ないですね。
穏当に考えたらビル・サイモンで、業界の一般的な見方もサイモンがつなぎでCEOとなり、本命のマクミロンはその後だろうと言われていました。
まだ47才と若いことと、米国事業の経営の経験がないからですね。
大企業ウォルマートは保守に陥らず、非常にラジカルな決断をしたことになります。
やはりこの会社は強いなあと心底思います。
さてそうなると、次の興味はビル・サイモンの去就。
ウォルマートでのCEOの芽がなくなり、他企業の経営者として引く手あまたとなるでしょうから、とどまる可能性は低いのではないかというのが私の見方です。
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