2013年11月12日
[アバークロンビー&フィッチ] 業績の悪化が鮮明に

アバクロが第3四半期の決算を発表したのですが、想定をかなり下回ったようでニュースになってます。売上高は12%減、既存店成長率14%減。既存店のマイナスは7四半期連続です。
歳末は在庫整理のため荒利益率の悪化が見込まれて、業績見込みを下方修正、ネガティブな決算内容で株価が大幅に下落しました。

同社が売上不振に陥って久しいですが、今回メディアが指摘していた原因は主に三つ。
一つ目がユニークな店舗環境が飽きられたこと。
二つ目がベーシック衣料以外が依然売れづらい経済環境であること。
三つ目が、アバクロ、エアロポステール、アメリカンイーグル・アウトフィッターズのようなロゴセントリックなコンセプトが飽きられて、ザラやフォーエバー21のような無ロゴ型ファストファッションに流行がシフトしたこと。

ロゴセントリックという表現は面白いですね。
その通りという気がします。

これから年間およそ40店舗ずつ不採算店舗を整理してゆくそうなので、縮小モードに入っています。また14~35歳を対象としたランジェリー専門の新フォーマットのギリーヒックス20店は撤退するとのこと。

A&Fを成長させたCEOのジェフリーはすでに69歳、若年層のファッショントレンドを引っ張るには歳を取りすぎた感がありますね。リーダーの継承に失敗したように思ってます。

鈴木敏仁 (04:10)

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