昨年末の歳末の結果について月の初めからぼちぼちと数字が出ていて、ざっとみるにネガティブな印象があったのですが、そうでもなかったようですね。
12月の売上高は、米国国勢調査局による発表だと前月比で0.2%増、前年比で4.1%増でした。
また全米小売業連盟(NRF)による独自調査によると前月比0.4%増、前年比4.6%増でした。
NRFは大手小売企業の数字なので米国国勢調査局の方がより広範囲な数値ということになります。
ほぼ予測通りの数字だったようで、アメリカの消費は堅調に推移した、と言う表現になるのでしょう。
ただし企業の収益という視点では、実は予断は許されません。
昨年末は値下げプロモーションが例年よりも激しかったようで、トップライン(売上高)がよくてもボトムライン(利益高)が悪化しているのではないかという見方があります。
これを指摘する記事が年初にけっこう出て、だから私はネガティブな印象を持っているのでした。
いまも売上高のみを重視する傾向の強い日本ではこれでいいのでしょうが、アメリカはボトムラインも等しく重視されるので、これを見て一安心というわけにはいかないのです。
2014年1月15日
昨年末の売上高成長率は4.6%増
鈴木敏仁 (02:34)
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