ウォルマートが2013年度の業績を発表しました。
詳しい数値は抜きにしてて、ざっと概略を。
[連結売上高]
$473,076m 対前年比1.6%増
[連結最終利益高]
$16,022m 対前年比5.7%減
[既存店成長率]
米国ウォルマート 0.6%減
サムズ 0.4%増
トータル- 0.4%減
減収なのですが、米国ウォルマートとサムズの営業利益高はプラスなので、原因の大半は海外事業です。
[海外事業}
売上高対前年比:1.3%増
営業利益高:対前年比17.6%減
為替だけで50億ドル近くマイナスが出ているそうです。取扱高の規模が大きいので為替の影響も半端ではないですね。
加えて、値下げ、高経費、Eコマースへの投資がネガティブな影響を与えたと説明しています。
それと米国ウォルマートの既存店成長率0.6%減は厳しいですね。
第4四半期は0.4%減でした。
昨年末の売場を見てまわって恐ろしいくらいの売りにかける熱意を店頭で感じ、ところがその結果が0.4%のマイナスに終わったわけです。
天井を打った店でさらに伸ばすという大変な重荷をウォルマートは背負っていると思っています。
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