先週セイフウェイが投資企業への資本の売却を検討していることを明らかにしているのですが、入札しているバイアウト候補企業の中でもっとも条件の良いディールを提案しているのがサーベラスであると経済誌が報じています。
話し合いの近くにいる人からの情報ということで正式ではなく、両社ともにノーコメント。
サーベラスの目論見はシナジー効果、具体的にはやはりコスト削減でしょう。
このコストには経費以外に、取引量の拡大による原価削減も含まれると思います。
セイフウェイはシカゴから撤退しましたから、これでサーベラス傘下のジューエルオスコとバッティグしなくなりました。
おそらくシカゴは両社がもっとも重なっていた大都市じゃないでしょうか。
重なっているとFTCから差し止められます。
つまりセイフウェイは結果的にサーベラスに売る準備をしてしまったような感じです。
セイフウェイが非上場になる理由はアクティビスト型の投資家の攻撃をかわすぐらいで、それ以外に大きな理由はさしあたって見当たりません。
ですからディールが成立しない可能性は高いでしょう。
かなりインパクトの強い案件ですが、どうなるのか注目ですね。
2014年2月24日
[セイフウェイ] 資本の売却を検討中、候補の筆頭はサーベラス
鈴木敏仁 (01:05)
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