ウォルマートがネット販売商品を引き渡すデポ型施設の実験を開始するためにベントンビル周辺で土地を確保し、市にビジネスに関する書類を提出したことをローカル紙が報じました。今年初頭の証券アナリストミーティングでほのめかしていた取り組みで、実際に動き始めたことになります。
このデポで買い物はできず、倉庫形式で商品を在庫し、ドライブスルー形式で商品を渡すためだけの機能を持った施設です。
数多くあるネット販売のボトルネックのうち、商品の引き渡しは大きな障害の一つです。
ウォルマートは宅配以外に、水平展開している店舗ピックアップに加えて、実験としてロッカーや、デンバーでのドライブスルー(業界用語でカーブサイド)など、複数の実験を平行して実施しています。
この実験にこのデポがこれから加わるというわけです。
引き渡す目的だけではなく、小型のフルフィルメントセンターを兼ねてしまうというのもありでしょうね。
おそらく都市部に作ることになるので面積を大きく取ることはできないでしょうから、例えば近隣商圏に向けて非食品のグロサリーだけここから発送するFCとしての機能も持たせる。
このデポ型、実験しているのは私の知る限りではピーポッドだけです。
またZoomin Marketというこのデポに特化したモデルが登場しています。
成否に要注目ですね。
2014年5月 2日
[ウォルマート] ネット販売商品を引き渡すデポ型施設の実験
鈴木敏仁 (01:39)
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