CEOを探しているリテール企業が現時点で9社あると業界誌が報じていました。
気づかなかったのですが、言われてみるとなるほどそうだなと。
ターゲット
JCペニー
アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ
ビービー・ストアズ
ボントン・ストアズ
ダラーゼネラル
アメリカン・アパレル
ゴードマンズ・ストアズ
LLビーン
当然人材不足に起因しているのですが、原因は2つでしょう。
1つめは人材開発がおざなりになりがちなこと。アメリカは人材の流動性が非常に高く、教育投資がしづらい環境があって、自社内で優秀なリーダーを育てきれないんでしょう。
2つめは行き過ぎた株主資本主義、投資家が短期的な結果を求めるため、経営者は解雇されやすく、短期決戦のリスク回避のため経営者の俸給は高騰し、短期的な利益確保を目的としたリストラによる人材流出が起きやすい。
まあ、人材の流動性が低く株主資本主義が途上にある日本でも人材は不足しているので、いずれにしても優秀な人材はそう簡単には見つからないというのは洋の東西を問いませんけどね。
日本の場合、優秀じゃなくてもとりあえずところてん式に順番に社内で社長に昇格させてしまう風習がありますから、経営者を探す企業がアメリカに比較すると少ないのかもしれません。
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