この1年ぐらいの間にネット販売で創業した企業によるリアル店舗の開発が続いています。
主なところで、Bonobos(メンズウェア)、Warby Parker(アイウェア)、そしてBirchbox(コスメ)の3社。
最新がBirchboxでNYマンハッタンにオープンしたばかりです。
ネット販売企業によるリアル店舗への進出は、諸刃の剣ではないかと思います。
アマゾンが好例ですが、姿が見えないからこそ創出できるイメージがあるわけです。
しかも100人いたら100種類のイメージがある。
リアルな店舗が目の前に表れると、そこでのイメージに固定されてしまいます。
一方、リアルな店舗があることによる安心感を消費者に与えることができるというメリットもある。
サービスやセキュリティ等々。
アマゾンが店を作るんじゃないかという噂が定期的に出ては消えをくり返しているのですが、おそらく作ることはないでしょう。
理由が見つかりません。
消費者がそれぞれ頭の中に描いているイメージを壊す必要はない。
でもできたら面白いだろうなとは思いますけどね。
2014年7月11日
ネット販売企業によるリアル店舗開発
鈴木敏仁 (01:18)
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