今月初頭にCEOのランドール・オンステッドが辞任、バイローは後継を明らかにしていなかったのですが、豪ウェスファーマーズ・グループのイアン・マクレオッドを招聘することを発表しました。
豪ウェスファーマーズ・グループはコールズを傘下に持つ企業。マクレオッドはもともとはイギリス人で、アズダやハルフォード・グループでキャリアを積んだ人です。
バイローは2013年に上場計画を発表していたのですが、昨年計画を中止しています。
その後にCEOの辞任なので、何か問題があるのだろうことは容易に想像が付くのですが、非上場であることもあって理由はよく分からないようです。
バイローを所有しているのは投資企業のローンスターで、買収したのは2005年。
その後2011年にウィン・ディキシー(480店舗)を買収、2013年にはピグリー・ウィグリー(22店舗)を買収、昨年は165店舗をデレーズから買収しています。
この統合がうまくいっていないのではないかというのがもっぱらの見方です。
昨年の上場中止以来、クローガーが買うのではないかという噂が流れていたのですが、今回のCEOの就任でディールの可能性はなくなりました。
ローンスターはさらに企業価値を上げてから上場や売却をするつもりのようです。
ちなみにオンステッドはセイフウェイ傘下ランドールズの創業二代目で、業界ではよく知られた人です。
2015年1月26日
[Bi-Loホールディングス] 新CEOにイアン・マクレオッドを起用
鈴木敏仁 (11:49)
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