ウォルマートがアナリスト向けのカンファレンスを開催、1~2%と予測していた今年度の売上高成長率を横ばいに修正しました。
また来年度は利益が最大で12%程度落ちると見込んでいることも明らかにしました。
いわゆるサプライズで、株価が大きく下落しました。
売上成長がフラットとなる要因についてCEOのマクミロンがこういう説明をしています。
"お客を招待する前に家をクリーンアップしなければならない"
つまり売上増にリソースを投入する前にやることがあるというわけですね。
私はこの数ヶ月ウォルマートの店頭でロールバックが減った印象を持っているのですが、ひょっとするとこれが理由なのかもしれないなと思い始めました。
また利益のマイナス成長は、最低時給のアップによる人件費増やEコマースや改装への投資増が影響するようです。
ちなみに株価の下落を受けて、アルバートソンズが上場の延期を発表しています。
最低時給のアップはウォルマートのみならず小売業界全体に影響を及ぼしますから、小売業界に対するウォール街の見方がネガティブになってしまった、だからタイミングが悪い、ということなんでしょうね。
とばっちりというわけですが、ウォルマートの影響力を垣間見たような気がします。
2015年10月16日
[ウォルマート] 今年度の業績予測を下方修正
鈴木敏仁 (12:57)
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