ウォルグリーンによるライトエイドの買収が発表されました。
買収総額は172億ドル、すべて現金でまかなうそうです。
ふと気になってBSを見てみたのですが、期末の手持ち現金は30万ドルなので、これから借り入れを起こすんですね。
長期負債が133億1,500万ドルで総資本に対する比率は19%。
もともとウォルグリーンは無借金で有名だったのですが、ブーツとの統合で"無借金"という称号を捨てたわけです。
それでもまだ19%ですからね。
ライトエイドの買収資金を借入で調達するというのも、財務体力的にはそれほど無理がないことが分かります。
ハードルはFTC。
ステープルズによるオフィスデポの買収案件がまだペンディングですから。
焦点となっているのは・・・。
ステープルズのケースは、Eコマースとの競合をどう見るか。
今回のウォルグリーンのケースは、スーパーマーケットやウォルマートとの競合をどう見るか。
結論が出るまでには時間がかかるかもしれませんね。
2015年10月28日
[ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス] ライトエイドの買収で合意
鈴木敏仁 (10:45)
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