ウォルマートが宅配に定額制を導入しました。
名称はシッピングパス、年会費49ドルで、2日間宅配が無料となります。
会費50ドルで一部の地域で昨年から実験していたものを49ドルとして正式に導入したのですが、今のところ紹介制となっていて、まだ広く一般には開放していません。
ソフトオープン、といったところですね。
2日間宅配を実現するために、フェデックスやUPSといった大手よりも廉価なリージョナルレベルの宅配業者と組むようです。
宅配は規模がモノを言います。
アマゾンは大手から大きな割引を獲得しているようで、スタートアップが太刀打ちでくなくなりつつある。
ジェフ・ベゾスはこれを想定して赤字でもいいからシェア獲得を最優先してきたわけです。
ウォルマートも例外ではなくアマゾンの物量に勝てず、そのためナショナルキャリアではなくリージョナルキャリアと組む戦略に出たわけですね。
定額制もアマゾンの後追いです。
アマゾンが全てにおいて先手を打っている状況で、もはや後追いしか手がない、という印象です。
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