ウォルマートが第3四半期の決算を発表しました。
連結売上高0.7%増(為替の影響を除くと2.5%増)、連結営業利益高10.4%減、米国ウォルマートの既存店成長率は1.2%増、でした。
営業利益が減っている原因は従業員の待遇改善とEコマースへの投資でこれは想定内。
私がずっと気にしているのは価格販促やディスプレーを減らしてEDLPを強化したことが売上にどう影響を与えるのかという点なのですが、米国ウォルマートの来店客数は0.7%上がっており、既存店成長率もプラスなので、成果は出ているということになります。
簡単に言えば、価格販促を減らして店内を整理しすっきりさせ、前出しや欠品退治といったベーシックなことに注力し、そのためのモチベーションアップのために労働環境改善に投資し、これが売上と客数アップにつながっているということです。
ちなみにEコマースの伸びが既存店成長率に寄与していると言っているので、インストアピックアップが増えていることを意味し、ここでも取り組みの成果が出ているようです。
ウォルマートの店頭についてはFBでポストしているとおりです。
残るは歳末商戦なのですが、現状の戦略でこれを乗り切ったら、ウォルマート、というよりもマクミロンの手腕は相当なものだと言わざるを得ないと思っています。
2016年11月20日
[ウォルマート] 増収減益も既存店成長率は9四半期連続プラス
鈴木敏仁 (11:01)
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