アルバートソンズが買収した店舗の改装時にセルフレジを撤去していることを業界誌が報じました。
東は最近手に入れたA&Pの店舗から、西はセイフウェイからも外しているそうです。
アルバートソンズはセルフレジに否定的な企業なのですが、導入しないだけではなく、あったら撤去する、ですから徹底しています。
ただしその代わりに少ないアイテム数用のエクスプレスレジを増やしてはいます。
キャッシャーが減らせるというメリットが大きいので各社導入しているわけですが、お客と店員のコミュニケーションの場が皆無となる、万引きが増える、実は対面の方が早い、青果で戸惑う人が多い(アメリカは量り売りが標準)等々のデメリットもあります。
アルバートソンズはデメリットを重く見て対面を選択しているということになります。
私はこういう業界の潮流にあえて逆らう考えに好感を持つタイプです。
それはそれでいいんじゃないかと。
ちゃんとした理由を土台として戦略として遂行するならば、問題はまったくなし。
日本のように、みんなが自動発注入れてるから、我が社も入れよう、というような付和雷同がダメなのです。
経済合理性を考慮しているのか。
トレーダージョーズが携帯端末を否定していまだに手発注していることに思いを致すべきです。
2016年11月30日
セルフレジを撤去するアルバートソンズ
鈴木敏仁 (01:19)
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