スマートロックを作るオーガスト社と、買物代行サービスプロバイダーのデリブ社が提携しました。
オーガストを自宅のカギに取り付けている顧客は、デリヴを使用している小売企業で買って同日宅配を選んだ場合、留守宅でもドアの内側に商品を配達します、がサービス内容です。
スマートキーを利用した留守宅宅配はウォルマートとアマゾンがすでにやってますが、リテーラー主体ですね。
今回の取り組みはプロバイダー主体なので、リテーラーを選ばず実現可能ということになるわけです。
なかなかおもしろいアプローチじゃないかなと思います。
ただウォルマートやアマゾンのプログラムも含めて、これが一般に普及するのかは別問題。
アンケートではほとんどの人が否定的です。
留守宅に他人を入れるわけですからね。
なので簡単には普及しないでしょう。
しかし、だからダメなんだ、と考えるのは早計。
理解のカギはラストワンマイルの選択肢を増やすことにあります。
アンケートでは若年層はけっこう肯定的なんです。
つまり比率は低いかもしれないが、こういうやり方を受け入れる人もいる。
これを受け入れない人には、違うあれ(例えばロッカー)、違うこれ(例えばドラッグストア受け取り)、と選択肢を増やしていくことで、すべてのお客がその人の好む受け取り方で商品を手にすることができるようになる。
いろんなやり方をどんどん実験して導入していくべきで、だからこのスマートロック留守宅宅配モデルを私は評価しています。
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