2018年2月 2日
[アマゾン] 増収増益、売上高は31%増

アマゾンが第4四半期と通期の決算を発表しました。
最近は日本でもアマゾンの注目度が上がっているので報道されることが多くなり、ご存知の方ばかりかと思いますが、とりあえずエントリーしておきます。
売上高は1779億ドルで前年比31%増、営業利益高は41億ドルで2%減、最終利益高は30億ドルで28%増。

増収増益ですね。
特にこの企業の規模になって依然増収率31%は凄まじい。
まもなく連結でCVSヘルスを抜いて単独2位となり、ウォルマートに肉薄する段階に入っていきます。

ところで、メディアがアマゾンもとうとう増収増益が続いて儲かる会社になった、なんて内容を中心にして書いてますが、実は違います。
営業利益は落ちてまして、増益の理由はたぶん税制改革でしょう。
納税充当金が半分ぐらいに減ってます。
これがなければたぶん減益。
このあたりは公的な決算報告書が提出されればはっきりわかるでしょう。

何度かあちこちで書いていることですが、ジェフ・ベゾスは損益上に利益を出すか出さないかは戦略で決めると言ってます。
いまは意図的に利益を出す時期にあるだけで、いつかまた出さない財務戦略に転換するかもしれない。
これをいつ転換するかは、社外秘だから投資家にも言わない、と言ってますから。

今回のリリースを見てあらためて思ったのは、ベゾスは相変わらずキャッシュフロー重視なんだなということです。
リリースのトップに出てくる文言が、「営業キャッシュフローは7%増の184億ドルで・・・フリーキャッシュフローは84億ドルに減り・・・」で、まずキャッシュフローです。
ジェフ・ベゾスはキャッシュフローが強ければ損益上赤字でも問題なしと考える人です。
上場企業でこういう考えを長く変えずに維持し続けているのはアマゾンだけなんじゃないでしょうかね。

つまり、ベゾスにとっては損益上の黒字か赤字かは、あまり問題ではないのです。

メディアの皆さんは損益ばかり記事にしてますが、当のアマゾンが重視しているのはキャッシュフローだという、意識の乖離が存在します。
メディアも結局損益でしか企業を見ていないということです。

ちなみにフリーキャッシュフローが減った理由は投資が増えたことで、端的におそらくホールフーズでしょう。

鈴木敏仁 (12:15)
ペプシネックス



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