ロレアル傘下のモディフェースがアマゾンのアプリ内でバーチャルメーキャップ機能を提供すると発表しました。
モディフェースはロレアルが昨年買収した企業ですね。
まずアメリカと日本で公開するそうなので、これを読んでいる皆さんも使えるようになることでしょう。
このバーチャルメークで先行しているのはセフォラで、すでにアプリ内で提供しているだけではなく、店頭端末でも試せるようになってます。
また競合するアルタはアプリ内でつい最近はじめました。
モディフェースの技術は業界内の評価が高く、ロレアルが買収したときはけっこう業界では話題となりました。
ロレアルはブランドを買収することは過去ありましたが、テクノロジー企業の買収はこれが初めてで、時代の変化の象徴として捉えられたものです。
バーチャルメークはAIの画像認識技術ですね。
ナイキの足のサイズを測るのも画像認識、店内を走り回るロボットも画像認識(自動運転技術は画像認識技術が土台)、顔認証も画像認識、アマゾンゴーも画像認識・・・と、AIによる画像を認識する技術はこれから小売業界が取り組むべきテクノロジーの中心にあるというのが私の考えです。
まあというか、小売業界だけではないんですけどね。
ちなみにグーグルレンズが公開されて、画像認識技術はすでに我々の手元に存在し、高度な技術の一片を日常で利用できる時代となっています。
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