アマゾンが手のひらを使った生体認証技術でパテント申請したのは昨年で、ホールフーズでこれを使うことを検討しているとメディアが報じたのは9月でした。
このパテントの内容が公開され、技術者として記載されている名前のほとんどがアマゾンゴーのチームであることと、入店時のアプリ認証の代わりとするほうが有効だという見方から、アマゾンゴーで使うのではないかという推測をメディアが報じています。
生体認証では顔認証が人気ですが、ハックされたときのリスクが大きくて個人的に私は利用する気はまったくしません。
100%ハックされません、と言い切れるシステムは皆無でしょう。
ただ、顔は抵抗がありますが、手のひらなら許容できるかなと。
非常に気分的なものですが。
それと手のひらは端末の場所を選びませんね。
顔だと、端末の場所によってはそっち方向を向くという動作が必要となるわけですが、手のひらならばクレカ端末あたりに置けばOKです。
アマゾンゴーで入店するときも、顔認証だと今とは別の縦長の端末が必要になりそうですが、手のひら認証ならば今の改札型の形をそのまま継続できるでしょう。
そういうことで、手のひら認証はきわめて合理的かなと。
これでパテントを申請してしまうところがアマゾンですね。
日本では顔認証が登場しはじめていて、当然そこにはその技術を推進しようとしているシステム企業がいるわけですが、アマゾンの方がやっぱり一枚上手かなと思います。
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