ターゲットは一部の店舗内でスターバックスをテナントとして導入しています。その数は1000店舗。このターゲット店内のスタバでiPhoneのAppを利用した電子マネーの導入を発表しました。
スタバが発行しているプリペイドカードをiPhoneのスタバAppに登録し、これを店頭でスキャンして支払うという仕組みです。
左の画像は支払い用の二次元バーコードをiPhoneで表示したものです。デザインがプリペイドカードの裏側になっていて、現物のカードを見せて支払うようなイメージとなっています。
スタバはこの仕組みを昨年から10数店舗で実験してきているのですが、店舗がぜんぜん増えませんでした。二次元バーコードを読み込むスキャナーへバージョンアップしなければならず、その投資に見合うだけの使用者がいるのかどうか見極めていたのでしょう。
なぜ今回ターゲット内店舗で可能になったのかというと、ターゲットがスキャナーをバージョンアップしたからなのだと思います。
[ターゲット] モバイルクーポン開始、少しずつ広がる非接触型システム
ここで書いたとおり、ターゲットはすでに二次元バーコードを利用したモバイルクーポンを競合に先駆けて開始していて、このインフラを利用できるからなのでしょう。
さてこのケース、ターゲットがこれからどういう手を打ってくるのかとても興味があるところです。支払い手法としてこれから取り込んでいくのかどうか。
さらには、非接触型の支払いシステムとして今後業界に広がっていくことも考えられる。
あまり話題になっていないネタですが、鈴木は秘かにこの動きに注目してます。
コメントする