ウォルグリーンが株主総会を開催しました。
まずは昨年の総括です。
・7000店舗目をオープン
・デュエイン・リードを買収
・7億7,800万枚の処方せんを調剤、昨年対比で7.5%増、これは全米総調剤枚数の5分の1に当たる
・インフルエンザ予防接種は約700万投与、民間最大規模となった。
「今我々はパラダイムシフトのまっただ中にいる。最終的なゴールは、コミュニティに根ざしたヘルスサービスと毎日のコンビニエンスな商品を提供する、全米ナンバーワンの便利なディスティネーションになることだ」
「我々のビジョンとは、すべてのアメリカ人にとってのマイ・ウォルグリーンになることだ」
CEOのグレッグ・ワッソンのコメントを、ちょっとカタカナが多いですが意訳しました。
[CVSケアマーク] 老人保健向けの調剤プロセスサービス事業を買収
ここで書いたとおりウォルグリーンとCVSは微妙に方向性が異なっているのですが、このコメントを読めばその違いがよく分かるというものです。
ウォルグリーンはそのミッションをあくまでも対消費者においているというわけです。
また一つ気になっているのが同社が取り組んでいるイニシアチブ、カスタマー・セントリック・リテーリング(略称はCCR)の状況なのですが、改装フォーマットは現在2,100店舗まで増えていて、次年度には5,500店舗となって全体と73%になるだろう、としています。
つまり今のところ順調に推移しているということのようなのですが、私が昨年後半あたりに関係者から聞いたところではあまりうまくいってないようでなんですね。
マーチャンダイジングに関しては、ウォルマートのプロジェクトインパクトのほぼコピーのような手法なので、ちょっと気になってます。
業績は決して悪くなっていないので、微調整し改善しながら進めているのかもしれませんね。
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