5月に明らかにしていた傘下フォーマットのスピンオフが正式に決まりました。
[シアーズホールディング] 傘下の別フォーマットを1つにまとめてスピンオフ
ここに書いてあるように、ホームタウン、アウトレット、ハードウェアストアの3つとひとまとめとして上場させます。
総店舗数は1,238店舗、売上高は23億4,000万ドル。
この上場で調達する資金は4~5億ドル、ランパートが運営しているESLインベストメンツが大株主となります。
昨年末にオーチャード・サプライ・ハードウェアをスピンオフしてますので、今回の切り売りで米国内で展開しているフォーマットはシーアズとKマートの2つだけになるはずで、残るのは不採算店舗の整理のみということになりましたね。
縮小均衡しながら保有資産を流動化して稼ぐといういかにも投資企業らしい手法によってここまで来たわけですが、そろそろ本業の立て直し、具体的には既存店をプラスにしないとまずいと思うのですが、しかしランパートがシアーズとKマートを手に入れたネットの投資額は実はかなり低いようで、焦る必要がないのでいまだしばらくは今の状態が続くのかもしれません。
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