アルバートソンズがロイヤルティ・マーケティングをやめます。
スーパーバリュから売却されて3ヶ月、この際だから効果がなくて無駄にお金を垂れ流しているプログラムはさっさとやめてしまおうということなのでしょうね。
以下、同社による中止するための説明文を意訳抜粋します。
「...特別な店舗カードを持っているお客様に特別な価格を提供してきました。しかしカードはもはやそれほど特別なものではなくなってしまいました。いまや誰もが持っています。だからカードをやめる決断を下しました...あらゆるすべての人にすばらしい買い物経験を提供するのが我々の仕事で、そしてこれにはすべてのお客様に低価格を提供することも含まれています」
こんな記事をエントリーしましたね。
【ロイヤルティプログラムのアクティブ比率は44% 】
ハイローとは本質的に不公平価格政策で、対極にあるのがあらゆるお客に公平に低価格を提供するEDLP、となります。
ハイローばりばりのアルバートソンズがEDLP化するとは思えませんが、引用文はこのあたりを説明していますよね。
たぶんアルバートソンズの売上高は、カードをやめてから最低でも1年間は売上が落ちるでしょう。
でも上場してませんから、資本を持っている投資企業さえ合意してくれれば問題はない。
その上で、ハイロー戦略の組み直しをするんでしょうね。
目的と手段をはき違えている企業は、アルバートソンズのようにさっさとやめてしまうべきだと私は思います。
2013年6月22日
[アルバートソンズ] ロイヤルティ・マーケティング・プログラムからの撤退を発表
鈴木敏仁 (07:37)
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