ウォルマートがクレジットカードのVISAカードを提訴しました。
VISAとマスターカードの二社による独占によって競争が阻害されて設定されている決済手数料が不当に高い、セキュリティが低い磁気ストライプ方式を今だに使用しICチップ式や非接触型へ転換する努力を怠っているとし、補償額として50億ドルの支払いを求めています。
この対クレジットカード企業訴訟はいまに始まったことではなく、ここ数年何度も起こっています。
カード大手が小売企業による集団訴訟で和解
ここでいったん和解しているのですが、ウォルマートやターゲットといった大手企業は和解に賛同していません。
その結果が単独訴訟というわけです。
この2012年の記事で、「今回の結果が決済システムを進化させる転換点になるのかどうか」と書いているのですが、転換の契機にはまったくなりませんでした。
その結果がターゲットでのデータ漏洩事件につながった。
ウォルマートは自分で銀行を持って自分で決済をやろうとしたことがあるのですが、金融業界による強力なロビー活動でつぶされました。
ウォルマートは再びこの聖地に訴訟で挑もうとしています。
2014年3月28日
[ウォルマート] 決済手数料が不当に高いとしてVISAカードを提訴
鈴木敏仁 (12:48)
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