ミズーリ州に本拠を置くスーパーマーケットチェーンのシュナックス(111店舗)が、棚や床といった店頭を管理するAIロボットを全店展開すると発表しました。
シュナックスは売上高30億ドル強の中堅SMです。
この店頭管理ロボット、ウォルマートが実験をやめてしまいどうなるかと思いきや、はじめて本格導入する企業が現れて、まだまだ死んだ技術ではないということが分かりました。
棚の状況を把握するには、天井からカメラをぶら下げる(天井が低い場合は直接付ける)、棚にカメラを付ける、またはロボットに巡回させる、の3つになると思うのですが、どれが一番コスパが良いのか、試行錯誤しながらこれから時間をかけて徐々に判明してくるでしょう。
WSJ紙が関係者からの情報として記事にしたのでバズりましたが、アマゾンがデパート開発を検討しているという話が浮上しています。
面積は30,000sqfだそうなので850坪ぐらい、標準的なデパートが100,000sqfだから小さい、何を売るのかははっきりしていない、という情報までです。
モールに出店するとは書いてないんですよね。
記事にはJCペニーのファザードやモール内の様子の写真が使われているので、ペニーやメイシーズのような業態をイメージしてしまいますが、モールに出るとは記載がない。
であるならば、850坪程度の店舗面積ならばモールではなくてコミュニティ型ショッピングセンター、つまりウォルマートやホームデポが入っているようなセンターに出る可能性がありますよね。
取り扱うカテゴリーが分からないので業態を想定できないのですが、CSC出店で850坪程度なら少なくともデパートとは呼ばないでしょう。
実はアマゾンは過剰在庫処分用のアウトレットを一昨年に検討し、昨年のパンデミック勃発で立ち消えになったという情報があります。
ひょっとするとこれが再浮上しているのかもしれない。
ということで、非食品フォーマットを開発しているという理解でとどめるのが良いと思っています。
15回目のウェビナーのご案内です。
【グローバル流通最新トレンド】 ライブアップデート #15
【日時】2021年9月09日 10:00開始(11:00終了予定)
【会場】オンライン
【講演者】 矢矧 晴彦(経営コンサルタント)
鈴木敏仁
【受講料】4,000円
【申込締切】 2021年9月08日 10:00
短時間コンビニ宅配のゴーパフが10億ドルを調達して企業評価額が150億ドルに達したことが報じられました。
110円換算で1兆6,500億円ですね。
3月の調達ラウンドが11億ドルで評価額は89億ドルだったそうなので、半年弱で2倍近くまで増えたことになります。
大学の同級生2人が創業したのが2013年、8年で150億ですからたいしたものです。
インスタカートがそろそろ上場だろうとみられていますが、この企業も数年以内に上場でしょう。
ちなみにこの企業のビジネスモデルはドアダッシュやインスタカートとは異なり、ダークストアと在庫を持った上でのウルトラファスト宅配です。
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