2021年10月29日
アマゾンの利益減、サプライチェーン問題や賃金上昇でコストアップ

アマゾンが第3四半期の決算を発表、売上の伸びが市場予測を下回り、利益が大幅に減った、と大々的に報じられてますね。

連結売上高の伸びは15%増で、伸び率が20%を下回るのは19年前半以来だ、と書かれてます。
しかしながら、昨年同時期の伸び率が37%増なので、2年平均すると26%増となり、20~30%程度という例年の成長率の範囲内に入るわけです。
昨年が伸びすぎたのでその反動ですね。
通販減速!なんて書かれかたしてまして、確かに減速ですが、こんなものでしょう。

懸念材料は最終利益高50%減です。
CEOのアンディ・ジャシーは、「労働力不足、賃金上昇によるレイバーコスト、グローバルサプライチェーン問題、貨物・運送コスト増で、数10億ドルの追加コストが発生する見込み」と言ってますね。

グローバル物流の流れがおかしくなってしまっているのと、人手不足の深刻化は、アマゾンだけの問題ではなくてマクロな経済問題となってしまっています。

こういったコストがじわじわと売価に反映されていくことになる。
インフレ圧は簡単には解消されそうにないですね。

鈴木敏仁 (03:08)
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